どうも、最近めっぽう疲れが取れなくなった管理人です。
パチンコ店で遊技してる時にタブレットなんかを持った他のパチンコ店の店員さんを見かける事がありますよね。
あれは、競合店の稼働を調査してるんです(業界用語では頭取りって言います)。
今回は稼働調査って何をやっているのかと、使っているソフトなんかもご紹介します。
稼動調査(頭取り)ってなーに?
ここでは稼働調査の基本的な部分を解説します。業界の方は飛ばして頂いて構いません。
何をするの?
基本的にはスタッフが競合店に出向き、どの機種で何人のお客様が遊技しているのかを確認する作業となります。誰が行くのかは法人によって様々な取り決めがあると思いますが、ウチでは店長御自ら行ってますね。
時間は?
調査時間は11時・15時・19時あたりが一般的だと思います。
ちなみに私の勤務するお店があるエリアでは朝の動きが鈍く、午後からようやく稼働が伸びるような状況ですので、15時と19時の2回行っています。
エリア内の競合店の数が多い程時間と手間がかかりますね。
何の為に?
稼動調査の結果を分析する事で、市場全体の遊技人口の把握や、遊技台選定、市場のニーズやトレンドを把握することが出来ます。自店の強み・弱みをデータから抽出し、今後の営業に活かして行きます。
Enterprise
私の所属する法人ではメディアシステム株式会社が提供しているEnterpriseというシステムを利用しています。2019年3月末の時点での調査店舗数は5,800店となっており、全国規模での業界の動きを細かく分析する事が可能となっています。
何ができるの?
きめ細かな分析ができる頭取りシステム、それがEnterprise。今まであきらめていた他店の動向や知りたかった情報が、より細かくより明確なデータとしてあなたのもとに届きます。
店舗の動向を把握する。
自店商圏はもちろん、地域ごとの集客情報を時間帯別、 貸玉別、スペック別、機種別等で確認でき、気になる店舗の動向を把握できるようになります。自店のポジションを全国・エリアで比較。
地域での自店のポジショニングを時間帯別、貸玉別、スペック別、機種別等でき、自店舗の状態をマクロで把握できます。競合店の事前情報収集。
全国・地域・県別に稼働率・客数上位100店舗が確認でき、スペック別・貸玉別・時間帯別等の切り口で見ることで、競合店視察時の事前情報収集に役立ちます。台の導入傾向を把握して台構成を検証。
全国・地域・県別の台の導入傾向とその稼動率・客数が確認でき、地域のユーザーニーズを把握し、台構成の検証に役立ちます。業界の変化を掴む。
全国・地域・県別の台の低貸玉営業導入状況やスペック別導入状況が確認でき、業界の変化を掴むことができます。引用元:Enterpriseについて
詳しくはEnterpriseのホームページを確認して頂きたいのですが、大手法人から中小法人まで多くの企業で利用されていて、非常に使い勝手の良いシステムとなっております。
私の法人でも機種選定から営業戦略まで多くの分野でデータを活用させて頂いておりますよ。
最後に
以前はどこの法人でもバインダーに紙をはさんで手書きで稼働調査をしていましたね。
競合店が多いエリアでは非常に時間がかかる仕事のひとつで、一人がホールから抜けた分、他のスタッフにかかる負担も大きかったものです。
いやはや、良い時代になったものです。
Enterpriseを紹介しているHPで現在の全国の稼動状況なども確認できますので、興味のある方はどうぞ。
それではみなさん、よいパチンコ・スロットライフを・・・
コメントを残す